一位を獲った恋愛小説を読んで

 

一位を獲った恋愛小説を読んで

最近恋愛小説を読みました、光原百合さんの「十八の夏」です。
本の帯には恋愛小説部門第一位と書かれています、といっても古本屋で購入したのでもう一位ではないんですが、
一度は一位を獲った作品だから期待して読みました。

 

この小説は、4つの短編からなっていて私的には二つ目の「ささやかな奇跡」が好きです。
内容は、奥さんを亡くした男性が息子と一緒に亡くなった奥さんの実家のある大阪に引っ越し、
その新天地で知り合った女性に恋をするお話です。
女性にも家族を亡くした辛い過去があって、少しずつ惹かれあっていく大人の純情話です。
そこに男性の息子がスパイスのように味を利かせていて、
私は二人の恋愛話より小学生の息子の言動などに感心してしまいました。
特に、息子の方がお父さんに気を利かして「ええも悪いも。あんな美人、ちゃっちゃとツバつけとかな、
だれかにとられても知らんで」と言い放つのでする
このパンチの効いた大阪弁の中に愛情やら寂しさやらが詰まっている感じがしてジーンとしました。
この話は自分にも子供がいる今読んだからこそ胸に来るものがあったのかもしれません。
他の話もとてもよかったです。さすが一位になった本ですね。
ハッピーな恋愛小説が好きなのでまた新たな恋愛小説を読みたいと思います。